指揮者 | 増井信貴 |
桐朋学園大学指揮科卒業、同研究科修了。岡部守弘、斎藤秀雄、小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、F.フェラーラ、L.バーンスタインに師事。 |
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ヴァイオリン | 山口裕之 |
1953年11月東京生まれ。ヴァイオリンを故鷲見三郎氏に師事。桐朋女子高校音楽科(共学)を経て、1976年桐朋学園大学音楽学部を卒業。1969年全日本学生コンクール第1位。1977年民音コンクール室内学部部門で1位なしの2位に入賞している。1983年、ゼフィルス弦楽四重奏団を結成。1988年から1991年までカザルスホールのレジデンスクァルテットとして活躍した。 |
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ヴィオラ | 川崎和憲 |
1955年生まれ。祷貞夫、井上武雄、浅妻文樹、ステファノ・パッサージョの各氏に師事。東京芸術大学在学中の1977年に東京フィルハーモニー交響楽団に副首席奏者として入団。1978年同大学院に進み、1980年同大学院を修了後ベルリン芸術大学に留学。翌年帰国しNHK交響楽団に入団、1984年から首席奏者を務めた。1983年にゼフィルス弦楽四重奏団を結成、1988年から1991年までカザルスホールのレジデンスクァルテットとして活躍。1977年の民音コンクール室内楽部門では1位なしの2位に入賞。 2005年春、長年務めたN響を退団、東京藝術大学助教授に就任。国立音楽大学の非常勤講師も兼任。2014年に東京藝術大学教授に就任。 |
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チェロ | 北本秀樹 |
桐朋学園音楽高校を首席で卒業。同大学ディプロマ・コースを経て、文化庁海外派遣研修生としてジュリアード音楽院に留学。チェロをハーヴィ・シャピロに、室内楽をロベルト・マンの各氏に師事。
1973年第42回日本音楽コンクール・チェロ部門第2位入賞。1980年第15回東京国際音楽コンクール室内楽部門優勝。室内楽の名手として知られる一方1988年香港における第12回アジア芸術祭参加、1994年名門チューリッヒ室内管弦楽団の来日公演ソリストとして成功を収めるなど独奏者としても高い評価を得ている。
1996年まで21年間、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者を務め、現在はソロ及び室内楽の分野で活躍の他、サイトウ・キネン・オーケストラメンバーとして活躍中。桐朋学園大学、同短大、山形大学、日本大学芸術学部、洗足学園音楽大学において後進の指導にもあたっている。 |
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コントラバス | 吉川英幸 |
1952年生まれ。コントラバスを江口朝彦氏に師事。桐朋学園大学出身。ベルリン国立音楽大学卒業。在学中、ライナー・ツェペリッツ氏に師事。1975年に東京フィルハーモニー交響楽団コントラバス奏者として入団し、2007年まで首席奏者として活動され、2012年に退団。現在、横浜クラリネット合奏団の音楽監督を務めており、オーケストラ・室内楽活動を続けている。 |
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フルート | 吉岡アカリ |
京都生まれ。81年、京都市立堀川高校音楽科を経て東京藝術大学入学。在学中より内外の演奏会に出演。安宅賞を受賞。83年フランスにおいてA.マリオンの指導を受ける。85年東京藝術大学卒業。読売新人演奏会出演。同年、東京フィルハーモニー交響楽団に入団。首席奏者として現在に至る。
93年文化庁在外研修員としてベルリンに留学、ベルリン・フィルのA.ブラウ氏のもとでフルートを、またベルリン・ ドイツオペラでも研鑽を積む。ソリストとしても同オーケストラとの共演する他、各地でリサイタルも行っている。 フルートを伊藤公一、川崎 優、金昌国、H.P.シュミッツ、E.キルショフの各氏に、室内楽を山本正治氏に師事。
現在、東京フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者。フィルハーモニーカンマーアンサンブルメンバー、武蔵野 音楽大学、洗足学園大学、メディアアーツ尚美講師。 |
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オーボエ | 池田昭子 |
東京芸術大学卒業。卒業時に皇居内桃華楽堂にて御前演奏を行う。広田智之、小島葉子、宮本文昭、フランソワ・ルルーの各氏に師事。第4回津山国際総合音楽祭ダブルリードコンクール、第13回日本管打楽器コンクールオーボエ部門共に第1位。文化庁在外研修員としてミュンヘン、リヒャルト・シュトラウス音楽院に留学。 |
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クラリネット | 野田祐介 |
16歳よりクラリネットを横川晴児氏に師事。高校卒業後渡仏、パリ市立第10区音楽院、ヴェルサイユ地方音楽院を経てパリ国立高等音楽院を一等賞を得て卒業。クラリネットをクロード・ドゥシュルモン、アンドレ・ブータール、ギィ・ドゥプリュの各氏に師事。室内楽をピエール=イヴ・アルトー氏に師事。在学中、メシアン作曲「時の終わりのための四重奏曲」を村上千佳氏とともに作曲者の前で演奏、好評を得る。また、パリ大学都市日本館にて3年に渡り室内楽演奏会を主催。 第6回日本管打楽器コンクール・クラリネット部門入選、第3回日本クラリネットコンクール第3位入賞。プラハ放送交響楽団、ニューフィルハーモニー千葉、群馬交響楽団と協奏曲を共演。NHK-FMリサイタル出演。なにわ《オーケストラル》ウィンズメンバー。群響団員による室内楽《Ensemble G》主宰。習志野シンフォニエッタメンバー。第78回、第81回日本音楽コンクール・クラリネット部門審査員。第4回秋吉台音楽コンクールクラリネット部門審査員。昭和音楽大学、桐朋学園大学音楽学部、東京藝術大学で後進の指導にもあたる。 |
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ファゴット | 霧生吉秀 |
東京生まれ。三田平八郎、ハロルド・ゴルシャー、シャーマン・ウォルト、レオーナード・シャロウ各氏に師事。東京藝術大學器楽科卒業、及び同大學院音樂研究科修了。1966年フルブライト留学生として渡米、ジュリアード音楽院、ニューイングランドコンサーヴァトリーに学ぶ。
1965年第34回NHK毎日音楽コンクール(日本音楽コンクール)管楽器部門第1位入賞。1990年第10回有馬賞受賞。1968年NHK交響楽団に入団。32年間首席奏者を務め、2000年退団。
東京ファゴッティアーデ、ツイス木管五重奏団各団員、東京音楽大学助教授、国立音楽大学講師。 |
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ホルン | 丸山勉 |
13歳よりホルンを始める。ホルンを和方寛茂、伊藤泰世の各氏に師事。在学中1985年、日本フィルハーモニー交響楽団の1,3番奏者として入団。1990年、読売日本交響楽団に移籍。1991年、日本管打楽器コンクール第1位入賞、東京交響楽団とモーツァルトのホルン協奏曲を協演。その後、D.クレンジャー氏に師事する他、1993年ジュネーブに留学、B.シュウナイダー氏に師事する。
東京ホルンカルテット、つの笛集団のメンバーとして活躍する傍ら、1998年カナダで開かれた世界ホルンサミットにゲスト・アーチストとして招かれるなど幅広く活躍。ソリストとしてビクターよりソロCD「ルネッサンス」をリリースの他、昨年4月にヤマハ・ミュージック・メディアより発売されたホルンのためのレパートリー曲集を監修。
2000年、10年間務めた読売首席奏者のポストを離れ、現在、ソリスト、室内楽、録音、また日本フィルの客演首席奏者として活躍の場を拡げている。 |
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トランペット | 山本英助 |
東京シティ・フィルを経て南西ドイツフィルハーモニー管弦団に15年間首席トランペット奏者として在籍。ドイツを中心にヨーロッパ各地やアジアで演奏会や録音などの演奏活動を行った。帰国後も毎年ヨーロッパ各地に招待され、ソリストとして、またオーケストラプレイヤーとして演奏を行なっている。
日本ではNHK交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー、東京フィルハーモニー、九州交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団等のオーケストラに客演。アンサンブル・ファータ・モルガーナ主宰。クニタチ・フィルハーモニカー、トランペット集団「パツラー」に所属。
現在、国立音楽大学准教授、洗足学園音楽大学客員教授、桜美林大学講師、日本トランペット協会常任理事。 |
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トロンボーン | 三輪純生 |
1939年横浜市に生まれる。東京九段高校在学中、桐明学園女子高等学校音楽家に編入、同大学音楽科に進む。1958年NHK毎日音楽コンクール金管部門で第2位入賞。
1962年から東京フィルハーモニー交響楽団に在籍、1966年にはNHK交響楽団に入団。1999年までの33年間同団に在籍し、現在同団団友。桐朋学園音楽大学講師。日本トロンボーン協会会長を07年まで務め、現在は同協会相談役。 |
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トロンボーン | 山口修身 |
国立音楽大学、ウィーン音楽大学、ベルリン音楽大学でトロンボーンを学ぶ。三輪純生氏に師事。
ブラスアンサンブル「ザ・ブラス」を主宰し、現在ではアンサンブルなどで演奏の他、アレンジャーとしても活躍中。 |
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パーカッション | 幸西秀彦 |
岡山県岡山市出身。国立音楽大学音楽学部器楽学科打楽器専攻を卒業。打楽器を岡田知之、佐藤英彦両氏に師事。
1998年新星日本交響楽団に首席打楽器奏者として入団。2001年4月合併に伴い、東京フィルハーモニー交響楽団打楽器奏者に就任、2019年3月まで務める。
現在、国立音楽大学教授、洗足学園音楽大学客員教授。 |